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この日も起きたら雨。 天気予報を見て、ヴェネチアへ 行こうとしたのだけど ヴェネチア行きの指定席が売り切れだったので 明日行く予定だったアッシジへ行くことに。 アッシジまでは各駅停車。 のんびりのんびり。 これは海? なんて思ってしまうような大きな湖の 横を通り抜けて 山を登り・・・。 アッシジに着いたら、雨がザーザー降ってきて 泣きたくなったけれど 午後になったら、青空が顔を出して 暑いくらいの天気に! 嬉しかったなぁ~。 そして、二人で晴れ女っぷりにビックリ! まずは、大聖堂に入ってから またまた地図も見ずに街を散策。 途中でお昼を食べて 白ワインでほろ酔いになりながら またまた上へ上へと歩く歩く。 アッシジって、本当にピンクな町でした。 くすんだピンクな町。 今度は、朝や夜のアッシジを見てみたいな。 アッシジに泊まらなかったことを ちょっと後悔。 そして、こうやって洗濯物を干してある風景。 これもまた大好きな風景。 南ヨーロッパに来たなって思えてくる。 アッシジにもネコちゃんや わんこが沢山いて。 イタリアのネコちゃんは とっても人懐っこいように感じたのは 私だけ? こんなピンクの町を我が物顔で お散歩しているネコちゃんたち。 さぞ、気分いいだろうな* 帰りのバスの時間を気にしつつ 気の向くままに歩いていたときに 見つけた小さな小道にあった 小さな小さな教会。 入り口に飾ってある 白い百合の花がステキで フラリと入ってみました。 祭壇にも白い百合の花が飾られていて でもあとは、とてもシンプルな教会。 そして本当に静かな教会。 ほどよく暗く、そして 音が無いのです。 でも、静かすぎて怖いとか そんなものは全くなく 心地良い空気に満たされた静けさ。 心がだんだんと穏やかになって。 きっと、この教会に来るために アッシジに来たのかもしれない。 そんな風に思えた時間。 私は、どうしてもアッシジを 訪れてみたかったのです。 それは、自分のためだけ もっと言ってしまえば ピアノの演奏のためだけに アッシジにこだわっていました。 リストのピアノ曲に「二つの伝説」 という曲があります。 第二番は、私のピアノの歴史において すごく重要な位置を占めている曲。 そして、その第一番が 「鳥に説教をするアッシジの聖フランチェスコ」 アッシジのフランチェスコを 音で描写した曲です。 一番は、時折一人で弾いているだけで まだきちんと勉強はしていないのだけど いつか、きちんと弾きたいと思っている曲。 その「いつの日か」のために どうしても、アッシジの大聖堂へ行って 鳥に説教をするフランチェスコの 壁画を見たかったのです。 鳥に説教をするフランチェスコの 絵を、頭の中でピアノ曲が クルクルまわりながら見ていたら なんだか、不思議なことが・・・。 隣に、黒と白の服を着た男の人が 立っているように何度も感じて 何回も横を見るんだけど そこには誰もいなくって。 決してイヤな気持ちになったり 恐いと思ったりはしなかったので いいものがいたのだと思うのだけど。 (こんな表現でいいのかしら?) 今でも、あれは誰?何だったのだろう? って思うこともあるのだけど きっと、小さな教会のように アッシジに行って私が遭遇するべき 空気、雰囲気、存在だったのだろうなぁ ・・・と強く思っているのです。 信仰は持っていない私だけど。 やっぱり神様はいるんだと思えたし。 感じようとしなければ 何も感じられないし 何も届いてこないんだな・・・と。
by naco-p
| 2005-09-19 23:59
| 旅。
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